2012年6月20日水曜日

お医者様。

  ちょっと前に、日曜日のドラマで「JIN-仁」とかいう医者がテーマの人気ドラマがありましたが、結構な視聴率で医者のかっこよさと志の素晴らしさか伝わってくるいいドラマでした。しかし、昨今の遭遇するお医者さまと言いますとそのような方にはなかなお目にかかれず、ほとんど?マークの付く方ばかりでした。そもそも医者は人間のことがすべて解っているわけではないのに、解っているかのごとく対処しています。生命のなんたるかとか本質を知らずに、ほとんど対処療法の積み重ねで対処しているみたいですね。それが証拠に、時がたつにつれ定説というのが塗り替えられていくことが多々あります。ほとんどわからないことだらけなのにわかっているふりをして人の治療にあたるわけですから、胆が据わっているか、全くの楽天家のどちらかでないと務まらない仕事だと思います。そういう意味では尊敬するに値するかもしれませんが、実際の患者対応とか医療方法、経営の仕方にはおやっと言えるようなところが多々あります。昔から医者というと頭がよくてエリートじゃないと成れない職業で、聖職者として確固たる地位があるようなイメージがありましたが、今はそうは思えないですね。というのはいろいろ理由はありますが、まず保険請求で不正請求が絶えないという事実が挙げられます。年間33兆円もある医療費のうち2007年に不正請求で返還を求めた額は、約55億5千万円でした。これは氷山の一角のような気がします。というのも実際の私の経験から言えるからで、特に歯科医療の分野では常習化しているように思います。20年ほど前、福岡のダイエーショッパーズ内のテナント歯医者さんで前歯の差し歯の金属を金にしませんかと言われ、金にしました。料金は全額自己負担で5万円でしたが、領収書をくださいといったらビビッてました。10年後外れて徳島の歯医者で見てもらった所、保険で作ったものに金メッキをしたものでした。歯医者さんは私の支払った分と、保険請求で得た分の二重取りで儲けていたと推測出来ます。最近では、歯医者で支払うたびにちょっと料金が高いので明細を見てみますと「前回未収入金¥800」と書いてあります。毎回ちゃんと全額払っているのに未収入金とは如何に? これはたぶん私が支払った後に医療内容を多目にして保険請求をし、その3割負担分が未収入金で残っていたのでしょう。こういうことが3回もつづきましたが、よほどの嫌がらせか、間抜けな事務のどちらかだと思います。それから、最近被せものを入れた時にくれる「維持管理説明書」というのがあり、読んでみますと2年間の保証を謳ったものでした。費用はブリッジ5歯以下で¥3.300でした。でも実際、保証期間内で作り直しをしてくれるところはないでしょう。歯医者さんの実費負担になるからです。ただでさえ歯科医の数は多くて、歯医者さんの数はコンビニよりもはるかに多いようです。よって人気の歯医者さんは別ですが、そこそこの歯医者さんは経営がたいへんなみたいですね。ですから、私の行った歯医者さんも、調子が悪いので作り直して下さいと言ったら、「保障期間が過ぎてから来てください」とあっさり言われました。こんなことを家電量販店の店員が言ったとしたらクビものですよね!医者の言う理由は保障期間が過ぎたら、また保険で治療できるからとおっしゃっていましたが、何のための維持管理料なのか解りませんよね。保険点数が多いので付けてるくらいに考えているのでしょうかね。経営上致し方のない事情も分かりますが、ちょっとくらい誠意ある対応は示してほしいものです。私も考えた挙句、保証が切れてから、歯医者様のおっしゃる通りに伺いました。そうしたら、2か月前のことはすっかり忘れており、今度は保険外のセラミックにしないかと吹っかけてきました。笑っていたのでたぶん冗談だとは思いますが、マニュアル通りの営業トークなんでしょうね。(^.^)
  それともう一つ言いたいのは、徳○大学の傲慢さです。そもそも大学医療は営利目的でないので、患者を客とは思っていなくて、実験台か被験者、はたまた町医者から紹介を受けたので見てやっているんだという上目目線的対応、なにさま~、どんだけ~。そして、ちょっと質問したり疑問を投げかけると、すぐに 「じゃあ、やめますか?」 と居直る。失敗しても、決して謝罪せず、訴訟しても勝ち目がないのを知っているため強気である。とあげたらきりがないので、ボヤキはこのくらいにしときます。というか、しておいてやる。(*_*)\(^o^)/

4 件のコメント:

  1. しんさま

     言っていることは最初から最後まで全くその通りで、私の思っていることと同じです。
     多くの患者も思っているんじゃないでしょうか。

     私は医者に信頼を寄せることができません。
     しかし、死に病になったらお世話になる人がほとんどです。病院で死ぬ人が100%近いですよね。

     この病院で死ぬということに最近、(自分も近くなったためか)疑問を感じるようになりました。

     生命のエネルギーが小さくなって消えるときの、自然さ、消滅の美、再び宇宙に還元される満足さ・・そのような終焉がはたして病院の死で得られるでしょうか。

     最近、医者が、大往生をしたいなら病院で死ぬな・・という内容の本を書いています。読みましたが考えさせられました。

     本当の医者というのは病院にはいないし、もしかして国家資格なんか持ってないかもしれませんよ。まして金儲けに奔走したりはしないでしょう。

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    1. 私はまだ死に方を考えていませんです。というのも肉体の死は生命の終焉と思っていないからです。ただ、服を脱ぎ棄てるようなものですから、服の脱ぎ方を考える必要はないと思っています。まあでも、永らく付き添った肉体を捨てる時ですから、何らかのパフォーマンスをするのもいいかなと思ったりもします。でもあまりイメージがわきません。まだまだ死なないからかもしれません。!(^^)!

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  2. 今回の記事は実体験を基に書かれていて大変勉強になりました。

    何事も身を以て知らないと信じられないことが多いです。

    前の記事で自分で口の中の治療をされたとありましたが、この辺に原因があるのでは?

    最近の医学部の推薦枠は部活経験者で社会性を重視しているようです。勉強ばかりで友達もいない人が社会的地位を得ると勘違いを起こしやすいようです。
    何時頃いい成果が表れるのか? それとも何も変わらないのか?
    答えがわかるまでに10年以上はかかりそうですが、IQだけではなくEQの高いお医者さんも育ちやすくなるかも知れません。

    でも、本当に医者向きの人は「国境なき医師団」などに参加して治療してもらうこともなさそうです。名医に出会える人はラッキーなのかも知れませんね。(^_^);

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    1. EQなんていう言葉があったんですね!心の知能指数ですか、調べたらなんだか難しいことを書いているのでよく解りませんが、とにかく医者は医者の息子や娘が多くて、どうしようもないボンボンや甘えっ子が多いようにおもいます。いろいろ枠を作ってもお金で解決したり、コネで入学したりするんですよね。医者の要らない世の中のシステムにしたほうが、手っ取り早いかもしれませんね。(^o^)/

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