ヘリオポーズ(Heliopause)とは、聞きなれない言葉ですが、最近太陽が注目されることが多いので、いろいろ調べていたら出てきました。初めて知った言葉と内容ですが、覚えるためと整理するために関連情報と合わせてほとんど貼り付けですが、投稿しておきます。
ヘリオポーズとは太陽から放出された太陽風が星間物質や銀河系の磁場と衝突して完全に混ざり合う境界面のことです。ヘリオス(古典ギリシア語:Ἥλιος 、Helios)は、ギリシア神話の太陽神でギリシア語で「太陽」の意で、太陽風の届く範囲を太陽圏(たいようけん)、または太陽系圏(たいようけいけん)、ヘリオスフィア)Heliosphere)などと呼ぶが、その外側の宇宙空間である局所恒星間雲との境目を表す用語です。
太陽系の外縁部に達した超音速の太陽風は、まず星間物質や星間磁場によって亜音速にまで急減速されて末端衝撃波面を形成し、低速度の太陽風と星間物質とが混ざり合うヘリオシースという領域を経て、ヘリオポーズで完全に星間物質に溶け込んでいる、とされている。更に、太陽系は銀河系の中を公転しているため、ヘリオポーズ外側の公転の進行方向には、公転による星間物質とヘリオポーズとの衝突で生じるバウショックと呼ばれる衝撃波面が形成されていると考えられている。
ヘリオポーズまでの距離は、学説によりばらつきがあるが、概ね太陽から50 - 160AU(太陽から冥王星までの距離のおよそ1.2 - 4倍)の位置にあると推定されている。そもそも太陽圏の形や大きさは、太陽活動の変化や太陽が通過する星間空間の物質密度などによって常に変化していて、銀河磁場の影響で進行方向の反対側に流されて広がった、ちょうど巨大な彗星のようないびつな形をしていると考えられるため、ヘリオポーズの位置や太陽からの距離を厳密に特定するのは難しい。
エッジワース・カイパーベルトの分布範囲は、概ねヘリオポーズの内側にあるが、このベルトに属する一部の天体はヘリオポーズを出入りしたり、その外側に位置する場合もあると考えられる。現在発見されている太陽系天体で最大の軌道長半径を持つセドナは、近日点付近以外の大部分の期間、ヘリオポーズの外側にいるとも考えられるが、太陽圏の形が不明確であるため、定かではない。2008年に神戸大学のパトリック・リカフィカ、向井正らが発表した惑星Xの予想軌道も、その一部または全部がヘリオポーズの外側に位置している可能性がある。オールトの雲は完全にヘリオポーズの外側にある。
2005年5月24日、ボイジャー1号が人工物として初めて、太陽からおよそ90天文単位の位置で末端衝撃波面を通過し、ヘリオシースに到達した最初の宇宙探査機となり、ボイジャー2号の観測と併せて、ヘリオポーズが宇宙の磁場の影響を受けて歪んでいることを突き止めた。
宇宙線
宇宙線(うちゅうせん、英: Cosmic ray)は、宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線のことである。主な成分は陽子であり、アルファ粒子、リチウム、ベリリウム、ホウ素、鉄などの原子核も含まれている。地球にも常時飛来している。1912年以降、ビクター・フランツ・ヘスは、気球を用いた放射線の計測実験を繰り返し、地球外から飛来する放射線を発見した。彼は、この業績により、1936年にノーベル物理学賞を受賞している。
太陽風と地球磁気圏
宇宙空間に広がった地球磁場は、太陽から放出された高エネルギー粒子の流れ(太陽風)の影響を受け、太陽と逆側に吹き流されたような形をしています。この地球磁場が支配する領域を磁気圏といいますが、地球は磁気圏をもつことで高エネルギー粒子に直接さらされずに守られています。
どちらも同じような感じですね。
太陽磁場の反転 産経新聞2012.4.20
磁石のS極とN極がひっくり返るような磁場の反転が、太陽の北極で起きつつあることを国立天文台などのチームが観測し、19日発表した。通常は同時に反転する南極の磁場に、変化の兆しはなく、過去に地球が寒冷化した時期の太陽の状況と似てくる可能性があるという。常田佐久・同天文台教授は「地球の温暖化が抑制される可能性もあり、推移を見守りたい」と話している。
チームは、太陽観測衛星「ひので」で、太陽の北極と南極を観測。平成20年の観測では北極の磁場はマイナスの性質を多く持っていたが、23年には急激に減少、逆にプラスの磁場が現れた。今年5月には、マイナスからプラスへ完全に反転するとみられる。一方、南極の磁場はプラスのままだった。
太陽の磁場は約11年周期で反転し、次の反転は25年ごろと考えられていた。通常は北極と南極がいっぺんに変わるが、北極だけ反転すれば、17世紀半ばから18世紀初頭にかけて、地球に寒冷期をもたらしたようなマウンダー極小期の太陽の状況に似てくるという。
その後、反転したかどうかの情報が入ってきませんが、まだ反転していないのか、反転したけど報道規制がかかったのだと思います。だって、国家的に取り組んでいて、膨大なお金が動いている地球温暖化の論理がポシャってしまいますもんね。(^_^.)
おまけ
太陽近辺の巨大UFO (彗星であれば尾っぽが出てて、太陽の重力にひかれて衝突してます。)
NASAのSOHOデータ
他に何件もいろんな形の巨大未確認物体が、国家機関や大学等の多数の観測装置で撮影され公開されていますが、彼らは何をしているんでしょうね?NASAは数か月後に修正しているところが気になりますが、やはり説明が出来ないからでしょうね。
ヘリオポーズとは太陽から放出された太陽風が星間物質や銀河系の磁場と衝突して完全に混ざり合う境界面のことです。ヘリオス(古典ギリシア語:Ἥλιος 、Helios)は、ギリシア神話の太陽神でギリシア語で「太陽」の意で、太陽風の届く範囲を太陽圏(たいようけん)、または太陽系圏(たいようけいけん)、ヘリオスフィア)Heliosphere)などと呼ぶが、その外側の宇宙空間である局所恒星間雲との境目を表す用語です。
太陽系の外縁部に達した超音速の太陽風は、まず星間物質や星間磁場によって亜音速にまで急減速されて末端衝撃波面を形成し、低速度の太陽風と星間物質とが混ざり合うヘリオシースという領域を経て、ヘリオポーズで完全に星間物質に溶け込んでいる、とされている。更に、太陽系は銀河系の中を公転しているため、ヘリオポーズ外側の公転の進行方向には、公転による星間物質とヘリオポーズとの衝突で生じるバウショックと呼ばれる衝撃波面が形成されていると考えられている。
ヘリオポーズまでの距離は、学説によりばらつきがあるが、概ね太陽から50 - 160AU(太陽から冥王星までの距離のおよそ1.2 - 4倍)の位置にあると推定されている。そもそも太陽圏の形や大きさは、太陽活動の変化や太陽が通過する星間空間の物質密度などによって常に変化していて、銀河磁場の影響で進行方向の反対側に流されて広がった、ちょうど巨大な彗星のようないびつな形をしていると考えられるため、ヘリオポーズの位置や太陽からの距離を厳密に特定するのは難しい。
エッジワース・カイパーベルトの分布範囲は、概ねヘリオポーズの内側にあるが、このベルトに属する一部の天体はヘリオポーズを出入りしたり、その外側に位置する場合もあると考えられる。現在発見されている太陽系天体で最大の軌道長半径を持つセドナは、近日点付近以外の大部分の期間、ヘリオポーズの外側にいるとも考えられるが、太陽圏の形が不明確であるため、定かではない。2008年に神戸大学のパトリック・リカフィカ、向井正らが発表した惑星Xの予想軌道も、その一部または全部がヘリオポーズの外側に位置している可能性がある。オールトの雲は完全にヘリオポーズの外側にある。
2005年5月24日、ボイジャー1号が人工物として初めて、太陽からおよそ90天文単位の位置で末端衝撃波面を通過し、ヘリオシースに到達した最初の宇宙探査機となり、ボイジャー2号の観測と併せて、ヘリオポーズが宇宙の磁場の影響を受けて歪んでいることを突き止めた。
ヘリオポーズとボイジャー1号・2号の位置(2006年6月時点) |
宇宙線
宇宙線(うちゅうせん、英: Cosmic ray)は、宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線のことである。主な成分は陽子であり、アルファ粒子、リチウム、ベリリウム、ホウ素、鉄などの原子核も含まれている。地球にも常時飛来している。1912年以降、ビクター・フランツ・ヘスは、気球を用いた放射線の計測実験を繰り返し、地球外から飛来する放射線を発見した。彼は、この業績により、1936年にノーベル物理学賞を受賞している。
太陽風と地球磁気圏
宇宙空間に広がった地球磁場は、太陽から放出された高エネルギー粒子の流れ(太陽風)の影響を受け、太陽と逆側に吹き流されたような形をしています。この地球磁場が支配する領域を磁気圏といいますが、地球は磁気圏をもつことで高エネルギー粒子に直接さらされずに守られています。
どちらも同じような感じですね。
太陽磁場の反転 産経新聞2012.4.20
磁石のS極とN極がひっくり返るような磁場の反転が、太陽の北極で起きつつあることを国立天文台などのチームが観測し、19日発表した。通常は同時に反転する南極の磁場に、変化の兆しはなく、過去に地球が寒冷化した時期の太陽の状況と似てくる可能性があるという。常田佐久・同天文台教授は「地球の温暖化が抑制される可能性もあり、推移を見守りたい」と話している。
チームは、太陽観測衛星「ひので」で、太陽の北極と南極を観測。平成20年の観測では北極の磁場はマイナスの性質を多く持っていたが、23年には急激に減少、逆にプラスの磁場が現れた。今年5月には、マイナスからプラスへ完全に反転するとみられる。一方、南極の磁場はプラスのままだった。
太陽の磁場は約11年周期で反転し、次の反転は25年ごろと考えられていた。通常は北極と南極がいっぺんに変わるが、北極だけ反転すれば、17世紀半ばから18世紀初頭にかけて、地球に寒冷期をもたらしたようなマウンダー極小期の太陽の状況に似てくるという。
これまでの太陽の磁場構造。南極がN極、北極がS極の「2重極構造」=国立天文台提供 |
太陽北極の磁場が反転し、北極と南極がN極、赤道付近がS極になる「4重極構造」に変化しつつある=国立天文台提供 |
その後、反転したかどうかの情報が入ってきませんが、まだ反転していないのか、反転したけど報道規制がかかったのだと思います。だって、国家的に取り組んでいて、膨大なお金が動いている地球温暖化の論理がポシャってしまいますもんね。(^_^.)
おまけ
太陽近辺の巨大UFO (彗星であれば尾っぽが出てて、太陽の重力にひかれて衝突してます。)
NASAのSOHOデータ
太陽の重力にもめげずに浮かんでいます。 |
上下の写真の中にいる巨大UFOの拡大図 |
結構多いときもあります。 このUFO太陽の内部から出現しているとう噂もあります。 |
白い点は地球よりも大きい宇宙船である(NASAサイト映像写真) |
他に何件もいろんな形の巨大未確認物体が、国家機関や大学等の多数の観測装置で撮影され公開されていますが、彼らは何をしているんでしょうね?NASAは数か月後に修正しているところが気になりますが、やはり説明が出来ないからでしょうね。