今回職場でスキーツアーがあり参加しました。とは言っても男ばっかり5人が集まっていくだけの味気ないものですが、目的がスキーなので関係ないです。場所は新潟県妙高市の赤倉観光リゾートスキー場です。走行距離片道670km、所要時間10時間の長旅です。今回は長野県ではなく日本海側に近いので、北陸自動車道経由で行くことにしました。しかし何と出発の1/13は連日の豪雪で現地は記録的積雪量だったみたいですね。ちょうど日本海側に出た時くらいから雪だらけになり、なんと現地では一日に1m以上積もったみたいです。そして、目的地の赤倉はその中でも積雪が多く、積雪5mを超える勢いで降っていました。夜8時に出て、現場近くのパーキングに着いたのが朝5時くらいでした。そこで仮眠をして出かける予定でしたが、寒そうなので現場に行くことにしました。しかし何ルートか試しましたが、全てスキー場までの道はチェーン無では登れませんでした。スタッドレスタイヤは履いていたのですが、坂道で新雪だとちょっと無理があったみたいです。仕方なく本日宿泊予定の休暇村妙高に行きました。そこには旅館併設のコースが一つあり、そこから少し歩くと関温泉スキー場がありますので、今日はそこで我慢することにしました。稼働していたのは1コースのみでしたが、肝心の私のテクニックがいまいちで、最初はこけまくりで、やっとボーゲンができましたが、ターンは数回でこけちゃいました。どうやら靴が大きすぎて隙間ができエッジに力が伝わらない感じでした。3回くらい滑りましたが、最後にコースわきの新雪に埋まり出れなくなりました。こういう場合、救助に入った人も身動きが取れなくなるのでどうしようもなく春まで待つしかないのですが、幸いスノーボーダーが作った轍がありそこまで行って脱出することができました。新雪は怖いですね、いくら手で支えても1m以上めり込んで行って這い上がる事も進む事も出来ないいですよ!ああこわぁぁぁぁっ~かったです。
そんなで、一日目は早めに終わって、近くのホームセンターでチェーンを買って明日に備えることにしました。無事コメリで買うことができたのでよかったです。ホテルの食事は特に名物もなく値段が値段でしたが、懐石料理でした。温泉とサウナで体を癒して、反省会を兼ねた宴会を簡単に済ませて早く寝ました。翌朝早く起きたので、早朝の温泉に入りゆっくりしていたら、車の雪かきをしておいてくれというやさしいお声がかかりました。せっかく温まったのに外で雪掻きかよって言う感じですが、車は雪に覆われており身動き取れない状態でした。全く車の形が見えないほど積もっていますので、もし前に出れれば、綺麗なかまくらが出来るのですが、中に入れないのできれいに雪をどけなければあきまへんと言われました。そして無事脱出し次の目的地「池の平温泉スキー場」を目指しました。なぜそこにしたかというと、本日初挑戦の予定のスノーボードのレンタル料金が1000円になるクーポンがあったからです。この破格値に目がくらんだ3人はスノボをすることになりました。これがまた正解で、ゲレンデは超満員でリフトの待ち時間は30分近くかかる感じでした。でも、初心者練習用コースは真横にありリフトは必要なく、なんとエスカレータが併設されていました。まあ100m位の短いコースなのですが、初心者には十分です。初めはこけまくりで全く滑れないと思っていたのですが、何とか滑れました。スクールは9時からということで時間に間に合わなかったので、自宅で見たYouTubeの「スノーボード入門」によるイメージトレーニングだけで何とか木の葉落としまでは出来るようになりました。最初はブーツの取り付け方さえ解らず、試行錯誤をしてやっと履けましたが、そのあと片足のり、そして勇気を出して両足つけて乗りました。谷を向いた形で板を横向きにすると板は進まず、山側のエッジを利かすと停止しています。これだけ出来れば後は、重心移動とひねりで板は動きます。おもったよりも簡単でした。確かに転ぶ回数はスキーに比べ多いですが、そのうちこけなくなりますし、技の数は桁違いにスノボのほうが多く面白いです。昨今のスノボ人気の理由がわかりました。
それと、スノボウエア―を着ると誰でも格好よく見えるんですよね、女性はみんな可愛くきれいに見えます。これはゲレンデマジックですね。若い男女に人気があるわけです。もっと早くしたかったな~。ということで、今度は早くも地元、井川町の腕山スキー場にいく計画が進行しております。そして、今年の暮れは長野の志賀高原にしようと言っていました。広くて雪質が良いそうです。たのしみやな~。ヽ(^。^)ノ
動画まで貼り付けてくださって、よくわかる旅日記ブログです。大雪で大変だったでしょうが、これ、寡雪だとお話にならないことを思えば、とってもいいスキー温泉旅行だったんじゃないでしょうか。そんな大雪、なかなか体験できませんよ。
返信削除ところで動画の黒と赤のツートンのウエア姿、しんさまですか?もしそうなら、ジョージ君でありませんが、若い!そしてカッコいい!スノボの國母和宏かと思いました。
このあたり、私も全国放浪の一環としていきました。季節は初夏でした。赤倉あたりは水芭蕉が咲いてますよ。通っただけで、この近くに小林一茶(俳人)の生家がありそこでゆっくりして、しんさまとは反対の方向の斑尾高原、野尻湖ナウマン象発掘跡へ向かいました。
一茶の故郷は全国一の豪雪と知っていたんですが今回の旅行はその場所の近くだったんですね。
今回の雪の旅行はちょっと、まあ男ばかりでスノースポーツ目的、日数も限られ、ハードでしたね。こういうのもなかなか楽しいですが、奥様と雪見、温泉、しんしんと降り積もる雪の下でさしつさされつ、酒などの、のんびり旅行もいいんじゃないですか。
ここで私の好きな雪の詩を一つ
『太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降りつむ。』 (三好達治)
旅日記ブログお褒め頂きありがとうございます。どういう状態が良いのか悪いのか解らないのですが、いい経験だったと思います。個人的にはスノボが思ったより乗れたので満足です。
返信削除このあたり、やっぱやまさん行ったことあったんですね。夏もいいところのような気がします。のんびりの旅もいいですが、楽しんで体を鍛えれる旅もいいです。今日二日目で筋肉痛もほとんど治まり、歩くと以前より安定感があります。弱い筋肉が鍛えられたからだと思います。せっかくですから、今日から肉体改造に入ることにしました。小嶋よしお目標でいきます。(^.^)
追伸:三好達治さんの雪の詩は、まったく理解不能です。(*_*)