2011年11月25日金曜日

ベース買っちゃいました!

  最近エレキ・ギターをリペアしたところですが、買い替えも考えてネットとかお店に行ったりしていいのがないかリサーチしていました。そこで見つけたのがベース・ギターの方です。ベース・ギターは以前持ってはいましたが、転職時に会社の友人にあげました。理由は重たくて嫌だったからです。フェンダーのジャズ・ベースというモデルは結構大きく、重いので小さい日本人にはあまり合っていませんです。今持っているギターも4.5kgと重く、片手で抱えるのがやっとなので、座って弾く分には苦になりませんが、ストラップをかけて立ちって弾こうものなら30分も持たないでしょう。ということで軽いギターを探していたのですが、出会ったのは非常に軽い3.0kgのYAMAHA motionB というベース・ギターです。10日くらい前に藍住のHARD OFF で見つけ悩んでいましたが、ゆめタウンに行く途中に、「もしも売れてしまったら大変な事になる・・・」と、被害妄想に襲われ、以前、日曜市で「ししとう」を買おうと思ったが、帰りにしようと思って後で行ったらすべて売り切れになっていた事も思い出し、「何事も思いたったが吉日」という格言も後押しして買ってしまいました。当初、いろいろも文句を言ってかなり値切ってやろうと意気込んで行ったのですが、その日いた店員はペーペーで、1000円しか引けませんの一点張りでした。仕方なく¥20.000でゲットしました。現在製造中止なので、中古しか買えないし、プレミア価値があると自分に言い聞かせて納得させました。このベースはミディアムスケールで、一般のものより小ぶりで軽くなっています、ですから女性向け的なところがありますが、そんなことは気にしませんです。指が短くロックン・ロールのリフで小指が届かない私にとって,神様の贈り物のような代物です。これで80年代に流行ったファンクをスラップ奏法で堪能しようと考えております。(^.^)♪




木目がナチュラルでいい感じ。
       
小ぶりですが、音はいい音出します。

2011年11月23日水曜日

ワクワクするな~!

  週末に2日間かけて、ギターのオーバーホールをしました。20年位ほとんど部屋の隅っこで寝ていたエレキ・ギターです。アコースティック・ギターの方はたまに弾いてましたが、年末までの目標の「G線上のアリア」も弾けず、めげていました。しかし最近ハード・ロックのほうに方向転換したので、引っ張り出してきました。よく見ると金属部分は全て錆びついていましたし、全体がほこりまみれでした。でも、音が出ればいいかと思って確認しようと思ったら、アンプがありませんでした。仕方がないので買うことにしました。ネットで調べるとなんと最近ではエフェクター内臓で安くてコンパクトなアンプがあることがわかりました。以前だと20万円近くするシステムが1~2万で買えるのです。そこで買ったのがVOXのmini3です。定価の半額で¥7.546でゲット、11種類のアンプ・モデル音が選べて、4種類の効果音、4種類のディレイ/リバーブもついている優れものです。CD等の音源をつないで、ミックスした音をヘッドホンで聞けば、深夜でもハードサウンドで練習可能です。これでしばらくは十分遊べると考えると楽しいな~。肝心のギターのほうは、ねじ一本までペーパーヤスリでピカピカに磨きました。本体もクリーナーとオイルで仕上げ、ネックの反りの調整もして新しい弦を張って完成しました。最初は音が出ませんでしたが、コネクタの調整で治りめでたしめでたし。ちょっと弦高が高く引きにくいが、我慢がまんですね。
  エレキ・ギターは思わぬ音色やパワーが出るので、個人の力量よりも大きな表現力がありますから、テクニックよりもコツをつかむのが大切ですね。もうすぐ使えなくなってくる電気ですが、最後のあがきということで、しっかり使って堪能したいと思います。


尊敬するアラン・ホールズワース師匠のモデルです。
フロントのピックアップがハムバッキンタイプになっているだけです。
29年前に購入。

ブリティッシュ・ロックはやはりイギリス老舗のヴォックス製やな。



2011年11月14日月曜日

ピンク・ピュタゴラス結成!

  学生時代バンドを組んで遊んでいましたが、社会人になってからは皆無であります。楽器の演奏って結構面白いもんで、下手は下手なりに演奏することができますし、自己満足でも大いに結構なことだと思います。そしてテクニックがない分、スカッとした演奏がしたいものです。そうするとやっぱりハード・ロックかメタルになると思うんですが、いかがなものでしょうか?

  今回紹介しますのは、あのキムタクが出る、タマホームのコマーシャルで聞いたことがあるかと思いますが、70年代ハード・ロック全盛期の大御所ディープ・パープルの紫の炎(Burn)です。ディープ・パープルといえばハイウエイスターかスモーク・オン・ザ・ウォーターが有名ですが、この8枚目のタイトル曲も結構乗りが良くてい感じです。

  最近,YouTubeで、女の子が弾いているのを見つけたのでアップしてきましたが、男かもしれません。(よく見ると手が男ぽいです)テクニックはぴか一ですね。




  ところで、ジョイ仲間でバンド結成の案が浮上しましたが、個人的には大賛成です。場所もリーダーが一戸建てにお住まいとのことで、隣人の迷惑お構いなしで練習できると伺ってはいませんが、むしゃくしゃした時の気晴らしにやらしていただけるなら最高ですね。私はこんなにうまくギターを弾けませんが、今回真剣に練習してみようかなと考えています。もし、ロックがお気に召さなければボサノバとか他のジャンルでもいいですし、前衛音楽ならバイオリンで参加しようかと考えております。楽しみだな~(^_^.)♪

2011年11月5日土曜日

Atom Heart Mother by Pink Floyd

  この牛さんは、ロックバンド、ピンク・フロイドの5枚目1970年発売の『原子心母』(Atom Heart Mother)のジャケット表紙です。当時レコードのジャケットは結構大きくて、音楽のみならずジャケットの良し悪しが売り上げに影響するくらい重要で、芸術作品としてのキャンバス的な役割もになっていたように思います。その中で、このような素朴で、ミルクと干し草と糞尿のにおいを醸し出すようなジャケットはロックのアルバムとしては斬新だと思いました。そしてまた、針を落として聞こえてきた音はなんとクラシックの交響曲みたいなオーケストラサウンドでした。しばらくしてニック・メイソンのドラムが聞こえて少し安心しました。結局全編23分あまりの長い曲で、幻想的で重厚なサウンドになっており、クラシック、ジャズ、現代音楽などの要素を取り入れた複雑かつ抽象的な楽曲構成となっておりました。この手のクラシックとの融合を図った楽曲は多くのバンドが試みていますが、ブラスやコーラスとロックを融合させた壮大な作品としては、本作のタイトル曲を凌ぐ曲はないように思います。B面はブリティッシュ・トラッドっぽい普通の曲が多いですが、最後の「アランのサイケデリック・ブレックファスト」は朝聞くと、結構いい感じの朝になります。

  ところでこのタイトルですが、私の場合「原子は心の母」と受け止めており、当時は意味不明でしたが、最近のシリウスの宇宙論から言うと「素粒子の世界は人間の意識構造と同じである」と同じことを言っていたのかと思い、40年前に理解していたのかとびっくらこいたのですが、リーダーのロジャー・ウオーターズ曰く、BBCのコンサート出演前にディレクターから渡された新聞の記事から取ったとの事でした。新聞の見出しは『原子力駆動による女性心臓』で、内容は「プルトニュウム238を用いた原子力電池駆動の心臓ペースメーカーは最低10年間は交換不要・・・。」これがもとになって「Atom Heart Mother」というタイトルが決定したとありました。内容自体はすごいと思いましたが、げっそりしました(*_*)(-_-)




Pink Floyd  ♪ The Great Gig in The Sky

  全米で1位。英国で2位を獲得した、ピンク・フロイドの『狂気』(The Dark Side Of The Moon)ですが、日本でもオリコン2位を獲得しただけあって、ストリップ劇場で使われるほど有名な曲です。主に使われるのは breathか timeですが、私が印象に残っているのは女性のスキャットの曲のThe Great Gig in The Sky(虚空のスキャット)です。この曲を聴くとスカッとします。歌に歌詞はいらないような感じにもなりますです。オリジナルは クレア・トリーというネスカフェのコマーシャルで歌っておられた方ですが、もう結構なお歳なので、ライブではいろんな人が歌っており、聞き比べると結構面白いです。紹介するのは1989年ニューヨークのロングアイランドNassau Coliseumでのものです。3人が交代で熱唱してますが、女性の熱唱ってSEXYでいいですね(^.^)



    Rachel Fury is the first, then Durga McBroom and last Margret Taylor.
DELICATE SOUND OF THUNDER- Nassau Coliseum ,Long island New York 1989.




おまけ:           虚空のスキャット - ピンク·フロイド - ヴェネチア、1989年のライブ


               
                なんとギターバージョン!


Pink Floyd : Live at Pompeii


 ひつこく YouTube 見続けてますが、また懐かしいのを見つけました。『ピンク・フロイド ライブ・アット・ポンペイ』(Pink Floyd Live at Pompeii)です。これはイギリスのプログレッシブ・ロックバンドであるピンク・フロイドの「ライブ」を収録した、映像ドキュメンタリーです。監督はエイドリアン・メイベン。イタリアのポンペイにある遺跡で、無人の観客という状況でライブを行うという趣向で,1972年9月に一般公開されました。当時友人が好きで、何回か一緒に見ましたが、今回リマスター版で修正が加えられてはいるのものの、ほとんど記憶にございません状態でした。しかし。こうして35年も経って観ましたが、なかなかサウンド的はいい味出しているなと感心しました。彼らの持っている独特のサウンドによる浮遊感と倦怠感、緊張感と高揚感はすごいです。下の映像は、冒頭のエコーズのパート1ですが、これだけで十分だと思います。