2012年7月29日日曜日

肋骨折れたよ~ん!

 今度実家に引っ越すために、家をリフォームしています。そもそもなぜ引っ越すかというと成り行きといえばそうなんですが、一番大きな原因は実家で火事というかボヤがあったからです。幸い発見が早かったため、隣近所への延焼はなく二階の一室を焼いただけでしたが、煙と熱気のために二階の部屋はほとんど真っ黒で、階段の途中まできれいに黒くなっていました。窓も侵入と消火のために割られて無残な状態でした。幸い火災保険に入っていたために修理をするくらいは下りたためきれいにすることにしました。家は築27年の軽量鉄骨プレハブ造りでセキスイハイムとかいうやつで、鉄骨なので地震に強く、外壁はアルミで覆われており耐火性能は良いです。マッチ箱を積み重ねたような造りですが、利点も多いように感じました。今回のリフォームの内容はまず焼けた部屋の修理はもちろん、壁紙とかは全部屋汚れていましたのですべて天井・壁のクロスは張り替えました。そして窓ガラスも2枚割られただけでしたが、この際、断熱効果の高いペアガラスに全部変えることにしました。というのも、最近住宅エコポイントとか言うのがあって、エコのリフォームにも適用できるようになったので、この際ですので全部変えることにしました。ペアガラスは徳島のような気候の温暖な地方では必要がないものという感覚でしたが、最近ではエコとか遮音性の見地からペアガラスにする人が多いみたいです。ついでトイレの床が落ちていましたので、エコポイント対象の節水型トイレも適用する事にしました。Panasonic の アラウーノとかいうトイレは使用後洗剤の泡が出て自動洗浄してくれる自動お掃除トイレです。ウォシュレットは個人的には嫌いなのですがもちろん付いています。タンク無しの節水トイレでトイレが広くなったような気がします。ついでにキッチンもドアが壊れていたので、耐久性抜群のホウロウキッチンにしました。電気関係はシーリングライトを4か所LEDにしあとは管球型蛍光灯シーリングにし節電効果を高めました。問題はケーブルTVの同軸配線ですが、業者にたのむと家に穴を空けまくって工事をするというので、自分でエアコンダクトを通して配線することにしました。そこで手こずったのが2階の配線です。何とか部屋の中から外へは通すことが出来たのですが、そのあとの防水シーリングをするために4mのハシゴで外壁を上ることになりました。シーリングする場所は5mの高さなので、ちょっと危ないです。いろいろ考えた挙句命綱を屋根に縛ってから自分に巻きつけて決行しました。作業自体は大成功なのですが、命綱を外してハシゴを移動さすときに、塀の上で梯子を移動させようともちあげたときに後ろ向きにへたくりこけて背中の脇腹寄りを植木鉢で強打しました。最初はショックでなんか体が動かんな~くらいでしたが、家に帰ると歩くのがやっとで、いざ横になると起きるのが激痛状態になっちゃいました。その日はゆっくり休んで次の日若干ましになったのでだんだん良くなると思って一週間が立ちましたが、咳したりくしゃみの時には激痛が走りますし、起き上がるときもある角度だけは痛みます。心配になって昨日ネットで調べたら、その様な症状は肋骨の骨折かヒビで、痛みが取れるには3~4週間はかかるみたいです。完治は1~2か月もかかるみたいで、特に処置はなくシップとギブスで安静が一番みたいです。折れた場所は左わき腹後ろなので、昔経験した脾臓破裂と同じ場所でした。よって嫌な予感が脳裏をかすめましたが、内臓破裂でしたら今頃ここにはいませんし、たぶん脾臓か腎臓が腫れているくらいだと思います。若干骨がへこんでいるような感じはしますが、このまま固まれば大丈夫なような気がします。加齢の為に骨が若干もろくなっているかもしれませんので、それを補うように筋肉をつけておかなければいけないなと痛感しました。(~o~)

2012年7月8日日曜日

レッグ・マジック・サークル 買いました!

  深夜によくやっているテレビショッピングで、前から欲しかったレッグ・マジックの進化版のレッグ・マジック・サークルが紹介されていましたので、思わず深夜にも関わらず電話をして買ってしまいました。この器具は数年前にフジグランの北島店に置いてあり、ほんの数回、約30秒位しただけで足の内股あたりが筋肉痛になった記憶があります。ほんとに良く効くやつやな~と思って感心していました。そして何度か買おうと思いましたが、値段が高いし、オークションにも挑戦しましたが、結構値が吊り上るのでやめてしまいました。でも最近回転運動が追加され、左右の開脚に加え360度の回転運動ができるようになり、腰・脇腹のひねりやひざの強化、そしてハンドルアダプターを付ければ足のかわりに手を置いて腕立て伏せをしながら腕の開脚・ひねりもできる事を知り、テレビで田丸麻紀ちゃんがやっていたのでついつい買ってしまいました。そして私の場合いつも休日は2日続きますが、体がなまって翌日の勤務時に階段がしんどくなります。でもこれで鍛えると楽になりました。今日で5日目ですが、結構いい感じです。日ごろ使わない筋肉とか、インナーマッスルが鍛えられるし、時間は5~10分で十分です。居間に置いてあるので通りがけに乗っかってすれば簡単ですし、足を開けてから戻るときに幾分浮遊感覚があり気持ちいいです。老後はこれで体力回復できそうです。いい買い物したな~(^o^)/



松江らーめん うまいよ~ん!




  最近やまさんがらめーんに凝っているみたいなので私も負けずに食べることにしました。でもお店を回るのは面倒だし値段が高いので、本日ネットで購入しました。島根県松江市にある株式会社 中隆 という会社が作っている「松江ラーメン」です。サイトはここです。別にネットで頼まなくても、マルナカで売っているのですが、特定の店しか扱っていません。私の家の近所の矢三店は扱ってなく藍住町勝瑞の成長店には置いてます。他は知りません。どす黒い徳島ラーメンにあきた方ぜひ試しに食べてみてください。スープはシジミの味がするかどうかは微妙ですが、あっさりして残さずいただけます。


黄金色のスープが旨い奇跡のラーメン:2食入り約262円です。















商品説明

宍道(シンジ)湖のしじみと日本海産の煮干しが味の決め手。加えて背脂をいれることでスープをアツアツでお召し上がりいただけます。一度食してみれば必ず納得していただける商品です。
「しじみ」と言えば、宍道湖。全国約48%の漁獲量を誇る宍道湖は、「宍道湖しじみ」ブランドで有名です。そのしじみのエキスを抽出。専門のしじみ仲買人から松江ラーメン用のしじみを頂き、新鮮なうちに調理したのちエキスをスープに配合します。肝臓に良いとされる健康食「しじみ」。その中でも極上のしじみを使用したラーメンスープは他にはありません!
対馬海流に洗われる島根沿岸は四季折々の豊富な海の幸に溢れていますが、厳しい日本海の荒波にもまれて育つ磯魚たちこそ実は肝。白イカ、カレイ、フグ、カマス、サヨリ、アマダイなどそれぞれ個性のある味覚があり、なによりこの磯魚たちからでる繊細な「だし」が数々の料理の味を豊かにしています。濃縮されたコクのあるうまさが「だし」として味を整え、食欲を増進させていきます。
当社は独自のちじれ麺はもちろん「松江ラーメン」専用麺。幾度も研究を重ね、スープとの相性はお墨付き。麺のしこしこさ、つや、のどごし等、オリジナリティ溢れた自家製麺をご堪能ください。
【成分表示】
麺/小麦粉、酒精、かんすい、クチナシ黄色素
スープ/豚脂、醤油(本醸造)、食塩、砂糖、ポークエキス、調味料 (アミノ酸等)、たん白加水分解物、酒精、チキンエキス、にぼしエキス、昆布エキ ス、香辛料、しじみエキス(原材料の一部に小麦、大豆、鶏肉、ゼラチンを含む)
【内容】
麺:110g×2、スープ50g×2が1袋に入っております。
【賞味期限】
商品ご到着より14日間となります。

ヒッグス粒子の存在ほぼ確認!





  ついこの前の新聞一面に、タイトルのような見出しがありました。いつも否定的なニュースばっかりなので、今日はちょっといい話かなという感じで興味津々で読んでみました。すると内容は「『神の粒子』とも呼ばれるビッグス粒子の存在をほぼ確認した。」とありました。でもなんで、「ほぼ」なんだろう?ちゃんと確認してから発表すればいいのに、いい加減なやつらやな~と思って読んでいたら、「約1100兆回の衝突実験のデータを解析をし、新しい粒子を99.9999%以上の確からしさで捕えることに成功した。」と言っています。そんなにたくさん実験していてまだ確定できんないのかなと疑問に思いました。私なんかは10回に9回起これば十分だと思うのですがいかがなものでしょうか? そしてあと何回やったら気が済むのでしょうかね、税金でやっているんだったら、もういい加減でやめてほしいな~。と思いました。

  それから、ノーベル賞級の成果だとのたまわっておられましたが、そんなに大変な発見なんでしょうかね?まあ素人には別に何の関係もない内容で、日々の生活とか生き方に影響があるとは思えないのですが・・・。一部の研究者が喜んでいるだけじゃん!いやちょっと待て!重力をコントロールできたら大発見やな!すごいじゃん!

  ついでに、ヒッグス粒子の説明を読んでみましたが、なんと宇宙が始まった大爆発(ビックバン)の100億分の1秒後に生まれ、海の様に空間を満たしたとありました。そんなこと解るんかな~っていう感じですが、計算で解るんかな・・・。誰かが見たわけじゃないし見たとしても早すぎて見れないし、机上の空論じゃないのかな?そんなにせせこましい時間の事を考えて気のこまいやつらやな~。そもそも宇宙の始まりに時間があったんかいな。最初なんもなかったときには時間は存在せんのと違うんかな。まあいいや。

  そして、「クオークなどの他の粒子はそれまで重さ(質量)を持たず光速で飛び回っていたが、ヒッグス粒子の海の出現により、水の中を進む時の様に動きにくくなってきた。この動きにくさが質量の起源と考えられている。」とありました。なーんだ!科学は重力をまだ解明出来てなかったんかいな~。そういえば電子が何かも解ってなかったし、光が粒子なのか波なのかも解ってないし、何にも解ってないじゃん!ほとんど何にも解ってないのに、科学万能とか言う言葉が横行したり、「それは科学的じゃないですね!」とか言って悦に入っていたり、宗教を否定したりするのは頂けませんね。

  私の場合、創造のプロセスは認識の主体が何か対象を認識した時点で生まれ、その繰り返しで万物が創造されたと思っています。認識の主体が認識を別のものに移動した時点で置き去りにされた対象はエネルギーを失い光速以下となり質量を持つようになったと思います。その時の糊のような粒子がヒッグス粒子なんだと推定しています。言い換えれば創造主の愛の欠如が質量=重力をもたらしたと思います。愛に満たされた空間は全てのものが光速で自由に動き回り、光=空間=見る行為=完全な自由=至福 と考えられます。愛の欠如は、光速以下=質量=重力=自我の形成=個別性=拘束=自滅 と考えます。この「しんさま理論」で、ノーベル賞くれへんかな?(^o^)/

2012年7月1日日曜日

Rage Against The Machine いいね!

Rage Against The Machine 絶賛の嵐!

以下、全て貼り付けです。(^o^)/
カラオケ練習用に歌詞張り付けました。意味も解るよ~ん?

9・11当時アメリカ国内で自粛対象曲となったのはジョン・レノンの「イマジン」そして Rage Against The Machine「全曲」。ブッシュ政権下ではテロリストの詩として規制の対象にされてきた。真実を謳い始めたとたん自由の名のもとに弾圧されたバンド、歪んだ強国アメリカが生んだ一点の曇りもない鋭いナイフのような存在。

Guerrilla Radio : Rage Against The Machine






Transmission third world war third round *1
第三次世界大戦は第3ラウンドに突入した
A decade of the weapon of sound above ground *2
この十年、音を武器に公然と闘ってきた
No shelter if you're lookin' for shade
隠れようとしても避難所はないぜ
I lick shots at the brutal charade *3
俺は、残忍でくだらない猿芝居を撃つ
As the polls close like a casket on truth devoured *4
投票所は棺のように閉じられ、真実は貪り食われる
A Silent play in the shadow of power *5
権力に寄り添った沈黙劇
A spectacle monopolized *6
ひとりよがりの見世物
The camera's eyes on choice disguised *7
カメラの被写体は意図的に選ばれる
Was it cast for the mass who burn and toil? *8
身を焼き必死に働く大衆に配信するのか?
Or for the vultures who thirst for blood and oil? *9
それとも血と石油を渇望する強欲冷酷なハゲワシどもへか?
Yes a spectacle monopolized
いずれにせよ、ひとりよがりの見世物に過ぎない
They hold the reins and stole your eyes *10
奴らは権力を握り、お前らの眼を奪ったのさ
Or the fistagons *11
酷暴総省
The bullets and bombs
銃弾と爆弾
Who stuff the banks *12
銀行にたらふく食わせる奴ら
Who staff the party ranks *13
党員を抱える奴ら
More for Gore or the son of a drug lord *14
ゴアだろうと麻薬王のガキだろうと
None of the above fuck it cut the cord *15
どれも糞だ、切り捨てろ

Lights out
灯を消せ
Guerrilla Radio Turn that shit up *16
ゲリラ・ラジオだ、音量を上げろ

Contact I highjacked the frequencies *17
電波は乗っ取った
Blockin' the beltway *18
環状線を封鎖した
Move on D.C.
首都を移動中
Way past the days of Bombin' M.C.'s *19
かつてはMCの派手な落書きがあった道を通る
Sound off Mumia guan be free *20
声を大にして言う。ムミアを解放せよ
Who gottem yo check the federal file *21
お前ら、政府文書を調べてみろ
All you pen devils know the trial was vile *22
ペンタゴンの悪魔たちだって裁判がでたらめだと知ってるはずだ
An army of pigs try to silence my style
豚どもの軍が俺の主張を黙らせようとするが
Off 'em all out that box
すべて暴露するぞ
It's my radio dial
これは俺の放送だ

Lights out
灯を消せ
Guerrilla Radio Turn that shit up
ゲリラ・ラジオだ、音量を上げろ

It has to start somewhere
どこかで始めなければならない
It has to start sometime
いつかは始めなければならない

What better place than here?
ここより他にいい場所があるか?
What better time than now?
今より他にいい時があるか?

All hell can't stop us now
もう誰も俺たちを止められない


備考
transmission : 伝達、伝送、放送、送信、伝動装置、変速機
decade : 十年間、十個からなる一組
above-ground : 地上に、生きている、公然と、合法に
lick : なめる、火炎がめらめらと走る、殴る、やっつける、負かす
lick shots : 銃で撃つ
charade : ジェスチャーゲーム、無意味な(くだらない、人を欺く・惑わす)行為
poll : 選挙などの投票、投票数   
polls : 投票所
close on : 閉じ込める
casket : 小箱、棺
devour : 貪り食う、滅ぼす、飲み込む
in the shadow of : ~のすぐ近くに、今にも~になろうとして
spectacle : 光景、見世物、美観、壮観、見もの、哀れな光景
monopolize : 独占する、独り占めにする
disguise : 変装する、偽装する、偽る、事実を覆う、隠蔽する、意図・感情を隠す
toil : 骨折って働く、苦役につく
vulture : ハゲワシ、コンドルなど死肉食で狩りをしない大型猛禽類。人を食い物にする強欲冷酷な人。
thirst : 渇望する
rein : 手綱
hold the reins : 政権などを握っている
fistagon : fist(拳)と Pentagon(米国国防総省)を組み合わせた造語らしい。米国人が fist から何をイメージするのかはよく分からないが、暴力・冷酷の象徴だと考えて訳してみた。
stuff : ~に詰め物をする、押し込む、詰め込む、たらふく食わせる
staff : 職員を置く
rank : 地位、階級、要職、列、軍隊
the ranks : 下士官兵、一兵卒、庶民、一般人
Gore : アル・ゴア。米国民主党の政治家。2000年の大統領選で共和党のジョージ・ブッシュに敗れた。
above : 上述の
cut the cord : 紐を切る、関係を切る、依存するのをやめる
guerrilla : ゲリラ
turn up : ラジオの音量を上げる
highjack : 輸送中の貨物を強奪する、飛行機を乗っ取る
frequency : 頻繁、頻発、周波数、振動数
beltway = belt highway : 都市周辺の環状(帯状)道路、環状線
M.C. : ラッパー
bombing : MCバトルで相手に言葉を浴びせ掛けること。あるいは、街頭での芸術的な落書き。記事下のジャケット写真参照。
sound off : 大声で言う、勝手にまくしたてる
Mumia : ムミア・アブ・ジャマール [Mumia Abu-Jamal 1954-]。黒人の政治活動家。警察官殺害容疑で死刑判決を受け、この歌が作られた当時は収監され法廷闘争中。その後、2001年に死刑判決は破棄されたが無罪は勝ち取られていない。
guan = go on : 続ける、何か事が起きる。予想外の事に接した時、感嘆詞的にも用いる(まさか!ええっ?等)。
gottem = got them : 感嘆詞・間投詞的な使われ方だと思う。
federal : 連邦の、連邦政府の
pen : 彼らの他の歌での歌詞から類推すると Pentagon のことと思われる。
vile : 堕落した、下劣な、恥ずべき、不道徳な


レイジ・アゲインスト・ザ・マシンは1990年に米国ロサンゼルスで結成されたロックバンドです。この歌は、1999年のアルバム The Battle of Los Angeles に収録されています。

ボーカルのザック・デ・ラ・ロッチャ(1970年カリフォルニア・ロングビーチ生まれ)の父親は芸術家、母親は反戦活動家、ギターのトム・モレロ(1964年ニューヨーク・ハーレム生まれ)の父親は過激派出身でケニアの初代国連代表、母親は高校教師で公民権運動家だそうです。彼ら自身もまた政治色の強い音楽活動を展開し、ライブではアメリカ国旗を逆さまに吊るしたりゲバラの肖像画を掲げたりしています。
*14 に民主党のアル・ゴア、共和党のジョージ・ブッシュに関する言及がありますが、トム・モレロは大学卒業後の二年間、カリフォルニアの民主党上院議員アラン・クランストンの秘書として働いています。
NME.COM(英音楽雑誌)の記事によると、その仕事は二つの理由で希望や情熱を失わせるようなものだったそうです。一つは、彼が議員と一緒にいた時間の八割は議員が電話で金持ちたちに金の無心をしていたこと、そのために常に自分の主義を曲げざるを得なかったこと。彼は「ビジネスというのはすべて汚れているんだと理解した」と書いています。もう一つは、残りの時間は「隣にメキシコ人が引っ越してきて困る」と言ったような「人種差別主義者」の苦情処理ばかりやっていたことです。
彼はこうして「俺のやる仕事じゃない」と思ったようです。




音楽ファン全てに宛てたレヴュー : Amazonn より


熱すぎる。この異常なテンションと、メタリックで硬質なバック、そして腰にズンズン来るリズムは聴く者の体を揺さぶるり動かしてしまう。
人間の本能を強烈に刺激する音楽なんだろう。
偶然このアルバムに出会ったが衝撃的だった。

60~70年代のロックが最高だと信じて疑わなかった自分だがスピリットは受け継がれ、90年代ににも噴出していた事を認識させて貰った。

僕のようなラップやミクスチャーロックを食わず嫌いしている全音楽ファンにもお勧めしたい1枚。

メロウなAORやソウル、ソフトロック系ばかり聴いている僕が痺れたんだから。

By BUA

-----------------------------------------------------------------

Testify : Rage Against The Machine







The movie ran through me *1
映画に心を貫かれ
The glamour subdue me *2
女の魅惑に服従する
The tabloid untie me *3
ゴシップ紙は俺を自由にする
I'm empty please fill me
俺は空っぽだ。どうか俺を満たしてくれ
Mister anchor assure me that Baghdad is burning *4
ニュースキャスターは俺に確信させる。バグダッドは燃えていると
Your voice it is so soothing that cunning mantra of killing *5
お前の声はやわらかく巧妙だから「殺戮」も聖なる真言になる
I need you, my witness, *6
お前が必要だ。お前は俺を監視する者であると同時に俺の証人でもある
to dress this up so bloodless *7
これを血の流れないものだと粉飾するために
to numb me *8
俺の感覚を麻痺させるために
and purge me now of thoughts of blaming you *9
そして、俺の頭からお前を非難する考えを追い出すために
Yes the car is our wheelchair
そうだ。自動車は俺たちの車椅子だ
My witness,
視る者よ
your coughing oily silence mocks the legless boys who travel in coffins *10
油まみれのお前の狡猾な沈黙は、実は、棺桶に乗って旅する足のないガキどもを嘲っているんだ

But on the corner the jury's sleepless *11
しかし、街角の陪審は眠らない
We found your weakness
俺たちはお前の弱点を見つけた
And it's right outside your door
これでお前の世界から外へ出られる

Now testify *12
宣誓証言せよ
It's right outside your door
それがこの世界から脱出する方法だ

With precision you feed me *13
お前は几帳面に俺に餌を与える
My witness, I'm hungry
視る者よ、俺は腹が減っている
Your temple it calms me *14
お前の神殿は俺を落ち着かせる
So I can carry on
だから俺は続けられる
my slaving, sweating, the skin right off my bones *15
奴隷のように働き、汗を流すことを。皮が骨からはずれるほどに
On a bed of fire I'm choking on the smoke that fills my home
火のついたベッドの上。家は煙が充満し、窒息しそうだ
The wrecking ball is rushing *16
解体用の鉄球が激突しようとしている
Witness, your blushing *17
しかし、視る者よ。お前の赤らんだ
The pipeline is gushing *18
油送管からも石油が吹き出しているぞ
While here we lie in tombs
俺たちはすでに死んでいるかもしれないが
While on the corner
同時に、街角では
The jury's sleepless
陪審は眠らない
We found your weakness
俺たちはお前の弱点を見つけたんだ
And it's right outside your door
これで、お前の世界から脱出できる

Now testify
宣誓証言せよ
It's right outside your door
この世界から脱出するために

Mass grave's for the pump and the price is set, *19
共同墓地はガソリンスタンドのために存在し、ガソリン価格は統制されている
and the price is set
価格は統制されている

Who controls the past now controls the future *20
過去を支配する者は、未来を支配する
Who controls the present now controls the past *20
現在を支配する者は、過去を支配する
Who controls the past now controls the future
過去を支配する者は、未来を支配する
Who controls the present now?
さあ、現在を支配する者は、誰だ?

Now testify
自己の信念を表明せよ
It's right outside your door
ここから外の世界へ行くために


備考
run through : 突き通る、浪費する、使い果たす、ざっと目を通す
glamour : 妖しい魅力、心を惑わすような性的魅力、魅惑、魔法、魔力
subdue : 征服する、鎮圧する、服従させる、抑制する
untie : 解く、ほどく、束縛を解く、自由にする
※冒頭のこの3行は3S政策(スクリーン・セックス・スポーツ、ここではスキャンダル?)のような愚民化政策を示唆しているように見える。
anchor : 錨
anchorman : 報道のまとま役をするニュースキャスター、総合司会者
soothe : なだめる、すかす、慰撫する、静める、和らげる
cunning : 狡猾な、ずるい、巧妙な、老練な
witness : 目撃者、立会人、証人、証拠、証言
dress up : 盛装する、扮装する、着飾る、よく見せる、粉飾する
numb : 感覚をなくす、しびれさせる、麻痺させる
purge : 悪いものを一掃する、粛清する、追放する、取り除く、取り去って心身を清める、浄化する
blame : とがめる、非難する、責任を人に負わせる、~のせいにする
cough : 咳をする、咳払いする、咳をして血・痰等を吐き出す、白状する
oily : 油性の、油状の、態度などにそつがなくおもねるような
mock : あざける、ばかにする、茶化す、なぶる
coffin : 棺、ぼろ船、あぶない車
jury : 陪審
sleepless : 眠れない、不眠症の、不断の、不休の、じっとしていない
testify : 証人となる、証明する、宣誓証言する、自己の信念を表明する、公言する
precision : 正確、精密、精度、几帳面
temple : 神殿、寺院、聖堂、聖霊の宮(キリスト教徒の身体)、こめかみ、側頭部
slave : 奴隷のようにあくせく働く、働かせる
wrecking ball = skull cracker : 建物解体用の鉄球
rush : 突撃する、突進する、襲う、殺到する
blush : 顔を赤らめる、顔が赤くなる、恥じる、つぼみ・空などが赤らむ、ばら色になる
gush : 流れ出る、吹き出る、噴出する
mass grave : 共同墓所
pump : ガソリンスタンド
※ここは「石油を確保するために多くの人間が死んでいる」と言っているのだろう
この2行は小説『1984』からの引用


アルバム The Battle of Los Angeles(1999年)に収録。

ジョージ・オーウェルの小説『1984』をモチーフの一つとした歌のようです。「お前」は、小説で「ビッグ・ブラザー」と呼ばれる支配者、現実では時の為政者、直接には米大統領を指しているように思えます。1948年に書かれた『1984』は、共産主義国家とくにスターリンの支配するソ連を批判するものとして評価されています。そのため、アメリカでは反共のプロパガンダとして使われることの多い小説なのですが、この歌ではアメリカ国家が標的とされています。
*20 に引用されている部分は、主人公の住む架空の国オセアニアを支配する「党」のスローガンの一つです。過去を支配する、というのは「党」が自らのの都合に合わせて歴史を随時書き換えていることを指しています。そして、それを実現するために膨大な労力、さまざまな手段を使って党員を洗脳し続けるのです。とても恐ろしい小説で後味の悪いストーリーですが、現代でも読む価値のあるものだと思います。




レイジをよく聞いていた当時、とにかくUSラウドやミクスチャを聴き漁っていたように思うが、みんな忘れてしまった、必要ない、レイジだけで十分だ。
ポリティカルな詩、日本には絶対に在り得ない徹底した信念を持つ反体制という姿勢、焼身自殺、メッセージの込められたジャケット、そしてそれを一身に背負ったアグレッシヴなサウンド。
全てが完璧なまでにクール。そしてシンプルな4ピースとは思えないほどの破壊的な音を鳴らし、世界中どこ探しても彼らのような音は見つからない。

暴動の如くモッシュするオーディエンス、荒れ狂うザックを見て自己浄化できるアメリカを垣間見た気がした。

By fury


--------------------------------------------------------------------



RATM のアルバムは全て好きですが、Know your enemy で理性をぶっ飛ばされてしまいます。 バンドメンバーの人物像にはじめて興味を頂いたバンドでもあるので思い入れが深いです。 ザックの吐き出す怒りが伝染してきて思わず叫びだしてしまいます。 彼らのそれぞれの人生観や育ってきた環境を考えると、 当時、音楽で世界を変えようと本気で闘っていたのは彼らだと思う。 再結成のときの幕張の二日間では、ザックやメンバーのパワーダウンを心配したが、 それも杞憂でした。最初から最後までぶっ飛んでました。 幕張で見た LIVE は生涯忘れることはないでしょう。 魂をぶつけられているようなアルバムです。

By KOKIA


Know Your Enemy : Rage Against The Machine







Yeah, we're comin' back then with another bombtrack *1
今俺たちはまた爆撃の時代へと戻ろうとしている
Think ya know what it's all about
考えてみろ。分かってるだろう、それが何を意味するか
Hey yo, so check this out
いいか、よく聞け
Know your enemy
お前たちの敵を知れ

Come on!
いくぞ

Born with insight and a raised fist *2
真実を洞察する力を持って拳を挙げて生まれてきたのに
A witness to the slit wrist, that's with *3
見ろ、その切り裂かれた手首を。そんなものは生まれつきではない
As we move into '92
俺たちは1992年に生きているというのに
Still in a room without a view
部屋の中に留まり何も見ようとしない
Ya got to know
お前たちは知らなければならない
That when I say go, go, go
だから俺は言う。行け
Amp up and amplify
増幅せよ
Defy *4
権力に反抗せよ
I'm a brother with a furious mind *5
俺の心は怒り狂っている
Action must be taken
行動を起こさねばならない
We don't need the key
俺たちに鍵はいらない
We'll break in
ぶち壊して入るだけだ

Something must be done
何かがなされねばならない
About vengeance, a badge and a gun *6
復讐だ。バッジと銃の連中に
'Cause I'll rip the mike, rip the stage, rip the system *7
だから俺はマイクを裂き、舞台を裂き、体制を切り裂く
I was born to rage against 'em
俺は、奴らに対して怒るために生まれたんだ

Fist in ya face, in the place *8
拳を公然と掲げろ、必要な時には
And I'll drop the style clearly *9
俺は自分の流儀をはっきりと打ち出す
Know your enemy, know your enemy
お前たちの敵を知れ

Hey yo, and dick with this...uggh *10
宣言するぞ
Word is born *11
俺の言葉に嘘はない
Fight the war, fuck the norm *12
戦争と戦え。規範など糞食らえ
Now I got no patience
もう我慢できない
So sick of complacence *13
吐き気がする、自己満足という名の無頓着と無関心には
With the D the E the F the I the A the N the C the E *14
断固として反抗せよ
Mind of a revolutionary
革命の知性を持て
So clear the lane
道をあけろ
The finger to the land of the chains *15
くたばっちまえ、鎖の拘束にまみれた国など
What? The land of the free?
どこが自由の国だ?
Whoever told you that is your enemy
そんなことを言う奴は誰でもお前たちの敵だ

Now something must be done
今何かをなさねばならない
About vengeance, a badge and a gun
復讐だ。バッジと銃に対して
'Cause I'll rip the mike, rip the stage, rip the system
だから俺はマイクを裂き、舞台を裂き、システムを切り裂く
I was born to rage against 'em
俺が生まれたのは、奴らに対して怒るためだ

Now action must be taken
新しい行動を起こさねばならない
We don't need the key
俺たちに鍵はいらない
We'll break in
ぶち壊せ

I've got no patience now
もう耐えることはできない
So sick of complacence now
自己満足には吐き気がする
I've got no patience now
もう我慢できない
So sick of complacence now
無頓着には吐き気がする
Sick of sick of sick of sick of you
吐き気がする、お前たちには
Time has come to pay *16
支払いの時が来た
Know your enemy
お前たちの敵を知れ

Come on!
行け
Yes I know my enemies
俺は俺の敵を知っている
They're the teachers who taught me to fight me
それは、俺に「自分自身と闘え」と教えた教師たちだ
Compromise, conformity, assimilation, submission *17
それは、妥協、順応、同一化、服従だ
Ignorance, hypocrisy, brutality, the elite
それは、無知、偽善、残虐行為、選ばれたエリートだ
All of which are American dreams
つまりはすべてのアメリカン・ドリームだ


備考
track : 通った跡、足跡、わだち、航跡、飛跡。痕跡。踏みならされてできた小道。
insight : 洞察(力)、眼識
※この一行はよく分からない。「リストカット」は80年代後半から流行り始めた内省的で社会へ目を向けない傾向のロックを皮肉っているのだろうか?
defy : 権力・命令等に公然と(大胆に)反抗する、危険等を平然と無視する、事物を拒み通す
furious : 怒り狂う、荒れ狂う、激烈な
vengeance : 復讐(の念)、敵討ち、仇討ち
rip : 引き裂く、切り裂く、裂き開く、縦に割る、荒々しく言う、口汚くののしる
in sb's face : (顔に)まともに、面前に、公然と
in place : 適所に、適切に、正しい順番で、同じ所に
drop : 落とす、それとなく口にする(ほのめかす)、殴り倒す、産み落とす、アルバムを発売する
style : やり方、流儀、構え、態度、文体
dick : 言明、宣言
word is born : 元々 Word is bond と使われていた言葉の転訛。"My word is my bond" で「俺の言葉に嘘はない、真実だ、本当だ(信じてくれ)」などの意味らしい。手元の辞書にも "sb's word is his bond : 口にした約束は証書も同じ(絶対に守る)" という慣用句が載っている。
norm : 規範、特定集団の典型的行動様式、基準生産高(ノルマ)、標準・平均成績
complacence : (自己)満足、安心、無頓着
defiance : 権威に対する公然たる反抗、抵抗、服従拒否
the finger : 中指を立てたイメージ。 凸(゚Д゚#)
pay : 金を払う、~にとって償いになる、人にお返しをする、懲らしめる、罰を受ける
compromise : 妥協、和解、歩み寄り、折衷案
conformity : 相似、符合、一致、準拠、遵奉、順応
conform : ~と同じにする、規範・範例に従わせる、行為を法律・風俗などに適合・順応させる、~に従う
assimilate : 同化する、食物を吸収する、知識・経験等をわがものとする、移民等を文化的に同化する
submission : 服従、降伏、従順


1992年のアルバム Rage Against The Machine に収録。

怒りの矛先をどこにどのように向けるべきか? このところ日々考えていることですが、なかなか結論が出ず現実的な行動を起こせません。